大阪 |税理士 |会計事務所 |マーカス経営会計事務所
ブログは、こちらへ引っ越ししました!
税理士、堀井のブログ「堀井雑感」
http://blog.marcas.co.jp

事業承継は、早めに対策を! [たまには税理士として・・・]

10年って意外と早い!

 ある企業で事業承継について意見交換していると、

 社長は「まだまだ早い」っておっしゃっていましたが、

 「やるべきこと」を抽出すると

 「意外と時間かかるなあ」とご理解いただき、

 事業承継プロジェクトに着手したことがありました。

 結果として、ご長男が後継者として事業承継されましたが、

 33歳でお父様の会社に入社され、

 その約6年後にバトンタッチされました。


経営と所有のバトンタッチ

 事業承継の課題として大きいのは「経営」に加えて「所有権」です。

 つまり「株式」をお父様からご長男にシフトしなければなりません。

 上記の事例は「株価が高額」であったため、

 一度に移すと「多額の贈与税」が発生する為、

 株価引き下げ対策と並行して、

 数年に分けて、徐々に移していきました。


政権交代?

 事業承継が話題になると

 「社長のバトンタッチ」をイメージしがちですが、

 実際には「内閣」のバトンタッチが問題になることも少なくありません。

 つまり、社長と共に、その側近の方もリタイアが近づいているのです。

 この事例の場合は、奥様が経理をなさっていたので、

 奥様の後継者も課題でした。

 結果として、幸いご長男の奥様が、

 簿記の勉強から始められ

 社長→ご長男、奥様→お嫁さんへの業務引継ぎが同時進行し、

 結果、スムーズに「政権交代」ができました。

 つまり「経営者」のリタイアは一部なのであって、

 「経営陣」のバトンタッチを計画しなければならないのです。


まだまだ早い・・・ことはありません!

 このご提案をすると、いろんな反応が返ってきます。

 「んな、まだまだ、早いわ!」

 「事業承継まで会社が潰れんようにせなあかんがな!」

 「なんとかなるって!」・・・。

 その通りかもしれません。

 でも、ちょっと考えてみてくださいね!!

 「悲しい事例」が世間には多すぎますから・・・。

--------------------------------------
大阪税理士事務所
マーカス経営会計事務所
http://www.marcas.jp/
是非、アクセスしてください!
--------------------------------------
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 1

職務経歴書の書き方の見本

とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
by 職務経歴書の書き方の見本 (2011-01-13 17:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント

トラックバック 0

Twitter Today !! 201..Twitter Today !! 201.. ブログトップ
起業創業会社設立から事業承継M&Aまで! 大阪税理士事務所 マーカス経営会計事務所 大阪市中央区船越町1-6-6

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。